豊橋市議会 > 2022-12-16 >
12月16日-04号

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  1. 豊橋市議会 2022-12-16
    12月16日-04号


    取得元: 豊橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-14
    令和 4年 12月 定例会議事日程(第4号)                     令和4年12月16日 午後1時開議第1 議案第103号 令和4年度豊橋市一般会計補正予算(第7号)第2 議案第104号 令和4年度豊橋市競輪事業特別会計補正予算(第1号)第3 議案第105号 令和4年度豊橋市総合動植物公園事業特別会計補正予算(第3号)第4 議案第106号 令和4年度豊橋市水道事業会計補正予算(第1号)第5 議案第107号 令和4年度豊橋市下水道事業会計補正予算(第1号)第6 議案第108号 豊橋市男女共同参画推進条例の一部を改正する条例について第7 議案第109号 豊橋市個人情報の保護に関する法律施行条例について第8 議案第110号 豊橋市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について第9 議案第111号 豊橋市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例について第10 議案第112号 豊橋市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例について第11 議案第113号 豊橋市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について第12 議案第114号 豊橋市パートタイム会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について第13 議案第115号 豊橋市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例について第14 議案第116号 豊橋市市費負担教員の給与等に関する条例の一部を改正する条例について第15 議案第117号 豊橋市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例について第16 議案第118号 豊橋市美術博物館資料取得等基金条例について第17 議案第119号 豊橋市手数料条例の一部を改正する条例について第18 議案第121号 豊橋市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例について第19 議案第122号 とよはし産業人材育成センター条例の一部を改正する条例について第20 議案第123号 工事請負契約締結について         (1・2号炉維持整備工事(令和5年度))第21 議案第124号 旧慣による公有財産の使用権の廃止について第22 議案第125号 指定管理者の指定について         (アイプラザ豊橋)第23 議案第126号 指定管理者の指定について         (商家「駒屋」)第24 議案第127号 東三河広域連合規約の変更について第25 4請願第3号 放課後児童健全育成事業学童保育)の充実を求める請願第26 議案第120号 豊橋市保育所設置及び管理に関する条例及び豊橋市子ども・子育て支援法施行条例の一部を改正する条例について第27 議案第128号 人権擁護委員候補者の推薦について第28 議案第129号 固定資産評価審査委員会委員の選任について第29 議案第131号 令和4年度豊橋市下水道事業会計補正予算(第2号)第30 報告第26号 専決処分の報告について         (訴えの提起について)第31 議案第130号 令和4年度豊橋市一般会計補正予算(第8号)第32 議案会第14号 豊橋市議会個人情報の保護に関する条例について本日の会議に付した事件1 陳情審査結果の報告について2 日程第1.議案第103号令和4年度豊橋市一般会計補正予算(第7号)から、日程第31.議案第130号令和4年度豊橋市一般会計補正予算(第8号)までの31件3 議案会第14号 豊橋市議会個人情報の保護に関する条例について4 議案会第15号 保育の質的・量的拡充、保育士の処遇改善、公定価格の改善のための必要な措置を求める意見書5 議案会第16号 浄化槽に係る事業者等へ支援を求める意見書6 議案会第17号 不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める意見書7 議案会第18号 帯状疱疹ワクチン接種費用への助成並びに定期接種化を求める意見書8 議案会第19号 北朝鮮による日本人拉致問題の早期完全解決を求める意見書9 議案会第20号 農畜産業を守るための緊急支援を求める意見書出席議員 35人     本多洋之             伊藤哲朗     石河貫治             宍戸秀樹     梅田早苗             及部克博     古池もも             山本賢太郎     二村真一             近藤修司     川原元則             中西光江     鈴木みさ子            長坂尚登     尾崎雅輝             近藤喜典     松崎正尚             市原享吾     小原昌子             山田静雄     向坂秀之             尾林伸治     星野隆輝             斎藤 啓     堀田伸一             伊藤篤哉     豊田一雄             坂柳泰光     古関充宏             田中敏一     近田明久             沢田都史子     鈴木 博             芳賀裕崇     寺本泰之欠席議員 なし説明のため出席した者     市長        浅井由崇   副市長       杉浦康夫     副市長       森田康夫   危機管理統括部長  伊藤紀治     総務部長      加藤智久   財務部長      朽名栄治     企画部長      広地 学   市民協創部長    中野浩二     文化・スポーツ部長 田中久雄   福祉部長      川島加恵     こども未来部長   角野洋子   健康部長      撫井賀代     環境部長      山本誠二   産業部長      加藤博文     建設部長      前田幸弘   都市計画部長    金子知永     総合動植物公園長  川島正輝   市民病院事務局長  渡辺英仁     上下水道局長    木和田治伸  消防長       小清水宏和     教育長       山西正泰   教育部長      種井直樹職務のため出席した者     事務局長      鈴木教仁   議事課長      前澤完一     庶務課長      鈴木一弘   議事課長補佐    権田 功     議事課主査     石川さおり  議事課主査     高岸修司     書記        鈴木達也   書記        杉浦文香     書記        飛田珠妃     行政課長      小林康之-----------------------------------     午後1時開議 ○堀田伸一議長 ただいまから本日の会議を開きます。----------------------------------- 日程に入る前に、去る12月7日の本会議において、各委員会に送付いたしました陳情については、総務委員会委員長からは、当局において慎重に検討し、処置されるよう要望することに決定した旨、また、福祉教育委員会委員長からは、当局において慎重に検討し、処置されるよう要望すること及び陳情の提出があったことを確認するにとどめることに決定した旨、報告がありました。----------------------------------- これより日程に入ります。 日程第1.議案第103号令和4年度豊橋市一般会計補正予算から、日程第25.4請願第3号放課後児童健全育成事業学童保育)の充実を求める請願までの25件を一括議題といたします。 さきに審査を付託いたしました各委員会委員長の報告を求めます。 初めに、環境経済委員会委員長山田静雄議員。     〔山田静雄環境経済委員長登壇〕 ◆山田静雄環境経済委員長 本委員会に付託されました議案4件につきましては、去る12月8日に委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、その審査経過の概要及び結果を御報告申し上げます。 初めに、議案第104号令和4年度豊橋市競輪事業特別会計補正予算(第1号)について、当局から説明を求めた後、質疑に入りました。 では、その主な質疑を申し上げます。 『勝者投票券売上金を増額する理由について伺う。』との質疑があり、これに対して、『インターネット投票の定着が進む中、7車立ての普通競輪を中心に売上げの底上げが図られており、全国の競輪場の売上げとしては、上半期で前年比119%で推移している。これは、自宅等にいながら全国の車券購入ができるというインターネット投票の利便性の高さが競輪ファンに認知され、インターネット投票の定着が進んだことが売上げ拡大の要因と考えている。豊橋競輪においても、全国同様に売上げが好調であり、試算すると31億円の売上金の増となり、払戻金の不足が見込まれることから、勝者投票券売上金を増額するものである。』との答弁がなされました。 では、採決の結果を申し上げます。 本案は、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第121号豊橋市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例について、当局から説明を求めた後、質疑に入りました。 では、その主な質疑を申し上げます。 『条例改正に至った経緯・背景について伺う。』との質疑があり、これに対して、『大きなごみの戸別収集は、年間約8,000件の申込みがある。その受付は、現在、東部環境センター内の戸別収集受付センターにおいて平日に電話で行っているが、曜日や時間帯によってはつながりにくいといった意見もあることから、来年度からは、電話に加えてインターネットによる受付を開始し、24時間いつでも申込みできるようにしていく。あわせて、郵便局等で購入する必要のあった大きなごみ証紙による手数料の支払いを、条例改正により大きなごみ証紙に加えてクレジットカードやQRコードでの電子決済により、自宅で申込みと同時に行えるようにし、また家庭ごみの問合せの一元化や、資源化センターへの直接搬入の予約をインターネットなどで受け付けるコールセンターを設置することで、市民の利便性向上を図るものである。』との答弁がなされました。 では、採決の結果を申し上げます。 本案は、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第122号とよはし産業人材育成センター条例の一部を改正する条例について、当局から説明を求めた後、質疑に入りました。 では、その主な質疑を申し上げます。 『屋内フィールド屋外フィールドについて使用料が増額しているが、その理由について伺う。』との質疑があり、これに対して、『屋内フィールド屋外フィールド共に、ドローン飛行場としての利用の需要が増えている状況から、愛知県や静岡県など近隣のドローンスクールを参考に使用料を設定した。』との答弁がなされました。 では、採決の結果を申し上げます。 本案は、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第124号旧慣による公有財産の使用権の廃止について、当局から説明を求め、審査をいたしました結果、本案は、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告とさせていただきます。 ○堀田伸一議長 次に、総務委員会委員長伊藤篤哉議員。     〔伊藤篤哉総務委員長登壇〕 ◆伊藤篤哉総務委員長 本委員会に付託されました議案12件につきましては、去る12月8日に委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、その審査経過の概要及び結果を御報告申し上げます。 初めに、議案第108号豊橋市男女共同参画推進条例の一部を改正する条例について、当局から説明を求めた後、質疑に入りました。 では、その主な質疑を申し上げます。 『パートナーシップ制度による宣誓を行うには、一方または双方が性的少数者である2人の者の関係にあることを確認しなければならないが、この手続は条例案で禁止している公表の強制とはならないのか伺う。』との質疑があり、これに対して、『パートナーシップ制度は、制度を利用したいと考えるお二人が、御自身の意思に基づき宣誓を行っていただくものである。宣誓の手続の中で、一方または双方が性的少数者である2人の者の関係にあることは確認させていただいているが、宣誓者に個々の性的指向や性自認の申告は求めておらず、宣誓者の性的指向や性自認の尊重に配慮した運用を行っており、公表の強制には当たらないと考えている。』との答弁がなされました。 次に、『改正案の第2条の定義において、性別の定義を記載しなかった理由及び現行条例ではなく本改正案における性別の定義を伺う。』との質疑があり、これに対して、『性別の定義については、戸籍における男女の別である。すなわち、出生時においては身体的特徴に基づく男女の別であり、性別の取扱いの変更の審判を受けられた方については審判後の男女の別となる。現行条例においても性別の定義は条例上に規定していないので、改正の条例案においても規定はしていない。』との答弁がなされました。 続いて討論に入り、長坂尚登委員から、『私は、ただいま上程されている議案第108号豊橋市男女共同参画推進条例の一部を改正する条例について、賛成の立場より討論をする。 私、この性の多様性を尊重したり、推進する立場として、過去にも市議会においていろいろ質疑、提案等をさせてもらい、この今回男女共同参画推進条例の一部が改正されて性の多様性を尊重していくという内容になることについては、これは大きな前進だと思っているので賛成する。ただ、残念ながら今質疑の中で多く指摘したように、言葉の使い方、あるいは言葉に対する市の認識であったり、解釈、それから男女共同参画と性の多様性の尊重の部分の区分けというか整理。別の条例でもよかったのではないかと思うわけである。その辺が非常に分かりづらいし、かつ場合によっては当事者を傷つけるような解釈であったり、意味合いだというように私は思っている。繰り返すが、今回のこの改正、私は大きい前進だと思っているので賛成するが、今後数年以内にしっかりと条例、今言った御答弁、私は反省していただくことがたくさんあると思っている。それを踏まえて条例の整理なり、もしかしたら二つに分けるかもしれないし、最低限の字句だとか全体の構成の整理だとか、そういうことをしてもらい、よりよい条例にしてもらいたいということを強く指摘する。』旨の意思表明がなされました。 では、採決の結果を申し上げます。 本案は、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第109号豊橋市個人情報の保護に関する法律施行条例について、当局から説明を求めた後、質疑に入りました。 では、その主な質疑を申し上げます。 『この法改正の趣旨、及び法施行条例の制定に当たっての考え方について伺う。』との質疑があり、これに対して、『個人情報の保護に関する法律の改正は、社会全体のデジタル化が進む中、法律で全国的な共通ルールを設定し、制度の適正な運用を図ることにより、社会の変化に対応した個人情報の適切な保護とデータ流通の両立を実現することを目的としており、改正法の施行後は、国の行政機関、地方公共団体民間事業者等は、改正後の個人情報の保護に関する法律に基づいて統一的に運用していくこととなる。一方、改正後の個人情報の保護に関する法律では、法の趣旨に反しない限りにおいて、条例にて個人情報の取扱いについて独自の規定を設けることを許容している。したがって、現行の個人情報保護条例との水準を合わせ、市民に影響が出ないよう、法施行条例で独自の規定を設けるものである。』との答弁がなされました。 次に、『国の言うデータ利活用と考え方・立場と、個人情報の保護という事柄についての市の認識を伺う。』との質疑があり、これに対して、『個人情報の保護に関する法律の改正は、社会全体のデジタル化が進む中、法律で全国的な共通ルールを設定し、制度の適正な運用を図ることにより、社会の変化に対応した個人情報の適切な保護とデータ流通の両立を実現することを目的としたものである。今回の法改正の目的にあるとおり、本市においても、データ流通個人情報保護の両立を図っていく必要があると認識している。』との答弁がなされました。 では、採決の結果を申し上げます。 本案は、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第110号豊橋市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてから、議案第115号豊橋市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例についてまで、及び議案第117号豊橋市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例についての以上7件について、当局から説明を求めた後、質疑に入りました。 では、その主な質疑を申し上げます。 『議案第110号、111号、112号について、豊橋市特別職報酬等審議会において、今回の引上げに当たってどのような議論があったのか伺う。』との質疑があり、これに対して、『今年度の審議会は、去る10月31日に開催し、人口類似市・中核市などの他都市における特別職の給料や報酬の状況などを参考に様々な観点から議論を行い、本市特別職の報酬水準については、中核市のおおむね中位にあることなどから、現行額に据え置くことが適当であるとの意見をいただいた。なお、審議会では調査審議事項議員報酬、市長及び副市長の給料に限定しており、期末手当については調査審議事項とはしていないが、今年度の人事院勧告の内容についても説明を行い、特別職の期末手当の引上げは人事院勧告に準拠することに特に異論はなかった。』との答弁がなされました。 では、採決の結果を申し上げます。 各案は、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第123号工事請負契約締結について(1・2号炉維持整備工事(令和5年度))について、当局から説明を求め、審査をいたしました結果、本案は、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第125号指定管理者の指定について(アイプラザ豊橋)について、当局から説明を求めた後、質疑に入りました。 では、その主な質疑を申し上げます。 『指定管理者の選定結果について、今回の候補者はどのような点が評価されたのか伺う。』との質疑があり、これに対して、『今回の候補者が評価された点については、文化施設に関する管理運営の観点で、新たな提案として、夏休みやテスト期間に限定して一部の会議室を学習の場として開放することや、託児サービスの充実などの施設利用者のニーズに応える事業提案があったこと、また地元貢献として業務の外部委託の大半を市内業者に発注するなど地域の活性化に貢献する提案があったこと、さらに全国48の自治体、71施設の指定管理業務を行っている管理運営の経験やノウハウを生かしたエネルギー使用量の節減、光熱費契約見直し等コスト縮減を図るとともに、全国の複数の文化施設の管理を行っているスケールメリットを生かし、公演事業のまとめ買いなど価格交渉による効率的・効果的な公演誘致を行うこと、そのほかにも財務状況において、コロナ禍であっても順調に利益を出し、財務状態に安定性があり、確かな経営基盤を有していることなどが評価された。』との答弁がなされました。 次に、『本案では、指定管理期間が令和5年4月1日から令和9年3月31日の4年間となっているが、その理由や経緯を伺う。』との質疑があり、これに対して、『アイプラザ豊橋は建設後46年が経過し、老朽化が進み、近年では舞台・空調・電気設備などの設備関係の不調が多く報告され、機能低下が著しい状況となっている。このため、今後も継続して使用していく場合には、休館を伴う大規模な改修工事が必要となることが想定される。一方で、新たに整備する多目的屋内施設については、令和8年度中の開業を目指しており、コンサートホール機能を備える予定となっていることから、アイプラザ豊橋が休館した場合でもその代替施設としての活用を見込むことができると考えている。また、多目的屋内施設に備える機能を考慮しながら、公共施設等総合管理方針に沿った形でアイプラザ豊橋の今後について検討していくことになるが、現時点において今後について決定しているものはない。これらのことから、今回の指定管理者の公募に当たっては、多目的屋内施設の開業を予定している令和8年度までの4年間を現時点での指定管理期間として提案したものである。』との答弁がなされました。 では、採決の結果を申し上げます。 本案は、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第127号東三河広域連合規約の変更について、当局から説明を求めた後、質疑に入りました。 では、その主な質疑を申し上げます。 『社会福祉連携推進法人制度の具体的な内容について伺う。』との質疑があり、これに対して、『これまでは社会福祉法により、法人外への資金流出が認められていないため、合併以外に資金の持ち出しを発生する連携ができていなかった。今回の改正により、社会福祉法人に対し、一定の要件を満たす一般社団法人格を有する社会福祉連携推進法人を設立することにより、社会福祉事業にくくられない地域福祉支援業務、応急物資の備蓄・提供等の災害時支援業務事務処理代行等を行う経営支援業務、法人間での資金融通を行う貸付業務、共同採用等を行う人材確保業務共同調達等を行う物資等供給業務の六つの業務を行うことを認め、スケールメリットを生かして地域の非営利セクターの中核として連携・協働の促進を図る制度となっている。』との答弁がなされました。 では、採決の結果を申し上げます。 本案は、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○堀田伸一議長 次に、建設消防委員会委員長、沢田都史子議員。     〔沢田都史子建設消防委員長登壇〕 ◆沢田都史子建設消防委員長 本委員会に付託されました議案4件につきましては、去る12月9日に委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、その審査経過の概要及び結果を御報告申し上げます。 初めに、議案第105号令和4年度豊橋市総合動植物公園事業特別会計補正予算(第3号)について、当局から説明を求め、審査をいたしました結果、本案は、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第106号令和4年度豊橋市水道事業会計補正予算(第1号)及び議案第107号令和4年度豊橋市下水道事業会計補正予算(第1号)について、当局から説明を求めた後、質疑に入りました。 では、その主な質疑を申し上げます。 『債務負担行為調書の四つのストックマネジメント事業について、それぞれの内容を伺う。』との質疑があり、これに対して、『積算資料作成及び工事監督支援業務は、老朽管更生工事の発注に必要な設計図書の作成や、老朽管更生工事及び下水管渠更生工事の現場立会い、関係機関との協議等、市の工事監督を支援する委託である。老朽管更生工事は、老朽化していると判定された管渠の改築工事を実施するもので、羽根井地区東田地区等で延長約900メートル実施する予定である。マンホール更生工事は、前田南地区マンホール1か所において、内部を更生工事で改築するものである。下水管渠更生工事は、劣化が進行し、管渠への浸入水が確認されている多米地区の延長約1,900メートルについて、内面を補強する更生工事を実施するものである。』との答弁がなされました。 次に、『事業費が大きい老朽管更生工事及び下水管渠更生工事において、債務負担を設定する理由と効果、及びストックマネジメント事業における今後の債務負担行為の設定について伺う。』との質疑があり、これに対して、『令和5年度末までに事業を遂行するため、令和4年度中に契約を行い、令和5年度当初より工事に着手できるよう、施工時期を平準化することが必要となるため、債務負担行為を設定するものである。債務負担行為の効果は、年間を通じた工事量が安定することで、人材、資材並びに機材等を効率的に活用することができ、建設業者の経営の健全化等に寄与し、さらに、工事の品質確保や入札不調の抑制、年度末の工事集中による交通規制の減少等、事業の円滑な執行を図ることができると考えている。今後は、当初予算において債務負担行為を設定し、施工時期の平準化を図っていくことが必要であると考えている。』との答弁がなされました。 では、採決の結果を申し上げます。 両案は、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第119号豊橋市手数料条例の一部を改正する条例について、当局から説明を求め、審査をいたしました結果、本案は、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○堀田伸一議長 次に、福祉教育委員会委員長、近藤修司議員。     〔近藤修司福祉教育委員長登壇〕 ◆近藤修司福祉教育委員長 本委員会に付託されました議案3件、請願1件につきましては、去る12月9日に委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、その審査経過の概要及び結果を報告申し上げます。 初めに、議案第116号豊橋市市費負担教員の給与等に関する条例の一部を改正する条例について、当局から説明を求め、審査いたしました結果、本案は、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第118号豊橋市美術博物館資料取得等基金条例について、及び議案第126号指定管理者の指定について(商家「駒屋」)、当局から説明を求めた後、質疑に入りました。 では、その主な質疑を申し上げます。 『議案第126号について、指定管理者の指定に当たり、金額だけでなく、地域の活性化・発展という目的があったと思われるが、具体的に二川宿全体の活性化にどのようにつながったのか伺う。』との質疑があり、これに対して、『NPO法人二川宿が行う事業の中には、本陣資料館の事業と連携して行う、ひな祭りや七夕などの五節句に関連した展示やイベント、灯篭で飾ろう二川宿、大名行列などがある。これらの連携事業によって、商家「駒屋」と二川宿本陣資料館との相互で入館者増につながる相乗効果が得られるだけでなく、地域住民と協働して事業展開をすることにより、地域の活性化・発展にもつながっているものと考えられる。』との答弁がなされました。 次に、『議案第118号について、基金設置の経緯と意義、今後の活用について伺う。』との質疑があり、これに対して、『今年8月に篤志の方から7,000万円の寄附金を頂き、寄附者の意向としては、収蔵資料の保存修復や新たな資料購入など、美術博物館資料の充実に充ててほしいとのことであった。これまで予算額を超える高額資料は速やかに購入手続を取ることが困難であったが、基金設置により、まとまった一定額の資金が確保されるため、円滑かつ効率的に資料を購入することが可能になる。また、今後同様の御寄附を頂く場合の受皿となることも、本基金の貴重な役割であると考えている。基金の今後の活用については、豊橋市の魅力の一つとして全国にPRできる優れた資料の購入や、貴重な資料を後世へ継承するための保存修復等に活用し、地域の芸術文化振興に役立てたいと考えている。』との答弁がなされました。 では、採決の結果を申し上げます。 両案は、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、4請願第3号放課後児童健全育成事業学童保育)の充実を求める請願については、意見陳述者から本請願内容の趣旨及び補足説明の意見陳述が行われた後、質疑が行われました。 続いて討論に入り、初めに星野隆輝委員から、『私は、まちフォーラムを代表して、本請願について趣旨採択の立場から討論する。 本請願において、民営児童クラブの土地・建物の相続に伴う移転や代替地等の確保や、費用負担への課題が挙げられているが、その地域に代替地が確保できない場合などの可能性も考えると、そもそもの考えとして公営児童クラブの拡充や公設民営といった多様な対応策を検証していくことの必要性を感じる。一方で、利用児童の増加あるいはきめ細かな保育体制を安定的に担保するためには、指導員の確保並びに質の向上は欠かすことができない要件だと考える。キャリアアップ処遇改善事業は、こうした指導員の確保または指導員の継続勤務、モチベーションの向上、労働環境、処遇改善にも有益な方法である。豊橋市においても事業展開が期待されるが、財源確保はじめ、他市の先例事例の効果検証を踏まえた導入に向けた検討を進めるべきだと考える。以上のことから、本請願について、その趣旨は一定理解するものの、今後の放課後児童クラブを取り巻く諸課題を総合的に議論し、社会動向の観点から精査・検討すべき事項であることから、趣旨採択すべきものと考える。』旨の意見表明がなされました。 次に、鈴木みさ子委員から、『私は、日本共産党豊橋市議団を代表して、本請願について採択すべきという立場から討論を行う。 少子化が進む中で共働きや独り親家庭が増え、学童保育へ入所する子どもの数は年々増えている。豊橋市では昨年度は3,537人だったが、今年度は3,696人と増加し、平成28年度からの7年間では1,000名以上増加している。平成27年に子ども・子育て支援新制度が始まり、国に準じて豊橋市も条例を制定し、放課後児童クラブ運営指針を策定している。その中で、児童のいる時間帯は職員を複数配置しなくてはならないと常勤職員2人体制を推進してきたが、2019年、国は施設の基準、職員の配置などを参酌基準に緩和し、職員配置基準を曖昧にするなど、運営指針と相反する方向が今、進められている。しかし、3年に及ぶコロナ禍の中で学校や保育園が閉鎖される中で、限られた指導員体制の中で、時には保護者が仕事を休んで指導員の補助をするなどということをしながら、働く保護者とその家庭の日常を支え、子どもたちの安全で充実した放課後の居場所を保障する役割を果たしてきたのが学童保育である。現下の状況の下、子どもたちの安全で充実した放課後のために、児童と安定かつ継続的な関わりができる指導員の確保はますます重要になってきている。指導員の皆さんは、学童保育には単に子どもを預かるだけでなく、家庭の役割もあり、異年齢の子どもたちが一緒に過ごす大切な場所であり、自らも学べる場所として様々な研さんや工夫を重ね、日々努力をしている。しかし、仕事のやりがいや充実感を感じながらも、一方ではダブルワークなどで生活をし、維持している若い指導員もおられる状況を直視し、市としてさらなる処遇改善が求められる。市が2017年度より処遇改善事業を実施し、現職員の処遇改善や欠員による募集条件に一定の改善がされたことは承知しているが、若い指導員が経験を積み、離職をせずに働き続けるためには、国の補助メニューとして制定されたキャリアアップ処遇改善補助金の上積みがどうしても欠かせない。1クラブ約92万円必要になるということは、上限額いっぱいに実施した場合であり、一定のキャリアを積んだベテラン指導員の配置などは各クラブにより状況が違う。まず現状に即して補助事業を開始することが必要ではないか。また、児童クラブの施設として、必要となる一定の広さや小学校周辺にあるという条件を備えた物件は限られており、探すのが困難であるばかりか、見つけられても高額な負担を負わざるを得ないのが実情である。家賃・地代補助制度があれば借りやすくなり、維持もしていくことができる。そして、その分を職員の給料に回すことができる。子育て応援のまちを掲げる豊橋市として、放課後の児童対策に重要な役割を果たしている民営児童クラブの維持と、さらなる充実を図るために、請願事項の実現は不可欠なものであり、今回も1万7,174人という多くの署名とともに提出されている請願を採択すべきであると考える。』旨の意見表明がなされました。 では、採決の結果を申し上げます。 本請願は、起立採決の結果、趣旨採択すべきものと決定いたしました。 以上、報告といたします。 ○堀田伸一議長 次に、一般会計予算特別委員会委員長、尾林伸治議員。     〔尾林伸治一般会計予算特別委員長登壇〕 ◆尾林伸治一般会計予算特別委員長 本委員会に付託されました議案第103号令和4年度豊橋市一般会計補正予算(第7号)につきましては、12月12日に委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、その審査経過の概要及び結果を御報告申し上げます。 本件につきまして、当局から説明を受け、審査を行いましたが、質疑段階において、・とよはし産業人材育成センター管理運営事業費において、ホイスト式天井クレーンの導入を見合わせる理由と企業への影響、今後のクレーン導入に対する可能性、及び実習棟間仕切り設置工事の目的と内容について。また、とよはし産業人材育成センター無線LAN機器購入費における債務負担に関し、計上する理由及び補正予算で対応する必要性について・中小企業振興事業費において、この時期に実施する理由、店舗めぐりという手法とした理由、昨年度実施した消費回復事業特別支援補助金との違い、期待する効果、補助金の補助率を4分の3とした理由、補助対象となる経費及び期待する取組について・幹線道路建設促進対策事業費及び豊橋新城スマートインターチェンジ(仮称)周辺土地利用構想策定委託料の債務負担に関し、地元説明会の場所、日時、概要など説明会の予定、及びこれまでの地元との意見交換の中で、地域の課題としてどのような意見が出されているかについて。また、事業の内容やスケジュール、土地利用構想策定に当たり配慮すべき事項とその対応、及び地域の課題に対し、地域の方々とどのように取り組んでいく考えかについて・小中学校校舎等長寿命化改良事業費及び小中学校環境整備事業費において、補正予算に至った経緯、工事の内容、及び小中学校の環境整備事業に係る国庫補助金確保について・学校給食物資調達事業費及び学校給食費収入において、補正予算の目的と内容、6月の補正予算と合わせて1食当たりの食材購入費は幾らになるのか、仕入れ段階での努力の内容、及び今回の補正金額で今年度の食材購入費は大丈夫なのかについてなどの質疑応答が交わされました。 では、採決の結果を申し上げます。 本案は、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○堀田伸一議長 ただいまの各委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 質疑なしと認め、以上で質疑を終わります。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。鈴木みさ子議員。     〔鈴木みさ子議員登壇〕 ◆鈴木みさ子議員 私は、日本共産党豊橋市議団を代表して、議案第109号、議案第110号、議案第111号、議案第112号、議案第127号の各議案について、反対の立場から討論をいたします。 まず、第109号豊橋市個人情報の保護に関する法律施行条例について、反対理由を述べます。 この条例案は、2021年5月に国会において成立したデジタル改革関連法の施行に伴って地方自治体の持っている個人情報保護条例の改定を求められたものです。国は、このデジタル改革関連法の中で、一方では情報の一元化による国民監視を強めることを狙い、他方では地方自治体が保有する市民の個人情報を保護から活用へ、行政や産業分野の利益本位へと大きくその軸足を移し替えることを狙っています。 今回の国の個人情報の保護に関する法律も、全国の2,000の自治体が持っていた個人情報保護条例個人情報の活用の阻害要因になるとして、自治体の持つ個人情報保護条例を法によってリセットをかけて、今回の条例改定を自治体に迫ってきたものです。 このことは、一つは自治体における個人情報の保護から個人情報の利活用への方針転換につながることと同時に、個々の地方自治体がその自治体ごとに市民生活の実態や考えの下に積み上げてきた個人情報保護条例に対して、国が上から考え方を押しつけようとしているということであり、憲法で保障された地方自治の本旨を脅かすものであると考えます。 市民一人一人にまつわる情報は、全てその一人一人の市民のものです。その情報をどう扱うか、活用も消去も一人一人の市民の持つ権利と捉え、扱う慎重さが市には問われていると考えます。 具体的に条例の中身について触れます。現行の豊橋市個人情報保護条例の第1条では、この条例は、市の実施機関が保有する個人情報の適正な取扱いに関し必要な事項を定め、個人情報の開示、訂正及び利用停止を請求する権利を明らかにすることにより、市政の適正かつ円滑な運営を図りつつ、個人の権利利益を保護することを目的とすると、目的が定められています。新しい条例案では、こうした個人の権利利益を保護という目的に言及がありません。例えば、世田谷区では、第1条、この条例は個人情報の保護に関する法律の施行に関し必要な事項を定めるとともに、区における個人情報の適正な取扱いに関し必要な事項を定めることにより、区民の基本的人権の擁護と信頼される区政の実現を図ることを目的とするなどとされており、豊橋市としても個人情報や基本的人権保護を条例に盛り込むことは可能であったと考えます。 条例案では、匿名加工情報の取扱いについても記述されています。匿名加工情報は、市の持つ個人情報に匿名加工を行った情報ですが、既にごく一部の自治体では個人情報ファイルを公表して、民間事業者から利用提案を募集し、民間事業者の利活用に供するという事業が取り組まれています。豊橋市におけるAIを活用したケアプランの作成は、言わばその先取りとも言うべきものだったと思います。 総務委員会の質疑では、匿名加工情報の利活用については現段階では考えていないという答弁でしたが、将来にわたって市民の個人情報を匿名加工して商業利用へと活用することは行うべきではありません。 オンライン結合についても記述されています。従来の個人情報保護条例で禁じられていたオンライン結合は、自治体が持っている個人情報が何らかのミス、あるいは悪意を持った攻撃によって漏れてしまうリスクが大きく高まることとなります。 このように本条例の制定は、その前提となるデジタル改革関連法の一部である個人情報の保護に関する法律の施行条例として定めるものでありますが、自治体が守るべき市民の個人情報を危険にさらし、市民一人一人にある自分の情報の自己決定権を奪い、さらには憲法に定められた地方自治の本旨にもたがうものであり、認められません。豊橋市として、ぜひとも市民の一人一人の情報を人権として捉え、守る立場を貫くことを求めるものです。 次に、議案第110号豊橋市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例、議案第111号豊橋市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例、議案第112号豊橋市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例です。 年金や実質賃金が年々下がっている中で、かつてない諸物価の高騰が追い打ちをかけ、市民の暮らしは大きく脅かされています。日本共産党豊橋市議団は、一般職員の給与の引上げには賛成の立場ですが、市長や教育長並びに市議会議員などの特別職の給与及び報酬等の引上げは、市民の生活実態に反しており、市民感情にそぐわないと考え、反対いたします。 次に、議案第127号東三河広域連合規約の変更についてです。 この規約変更は、2020年6月5日の社会福祉法等の一部改正により、社会福祉法人を中心とする社会福祉連携推進法人制度が新たに創設されたことにより、その認定及びそれぞれの法人の定款変更、認可、指導監査などの事務を東三河広域連合が処理するという事務に追加をするものです。社会福祉連携推進法人への参画要件は、社会福祉法人が過半数参画すればよいことになっており、営利企業等の参画が可能となり、地域条件の制約もないため、全国展開が可能です。 また、社会福祉事業にくくられない地域福祉支援業務、応急物資の備蓄・提供等の災害時支援業務、事務処理代行を行う経営支援業務、共同採用を行う人材確保業務、法人間での貸付業務など六つの業務を行うことが認められております。これは、社会福祉法人同士の資金融通や人材確保の共同化を進め、効率化、大規模化に向けて中小法人の合併や事業譲渡へ道をつなげるものです。多くの小規模の社会福祉法人が経営上の困難を抱えている中で、複数の法人、事業体が相互協力を図り、地域での活動基盤を強めていくこと自体は否定されるものではありません。しかし、この制度が進められると資金力のある法人によって小規模法人が吸収されたり、連携推進法人に加わらない法人が淘汰されていくなど、地域の福祉体制の効率化再編につながらないか危惧されます。社会福祉連携推進法人について、その非営利性、公益性をしっかり担保するとともに、小規模社会福祉法人が単独で事業を継続できるように介護報酬、障害サービス報酬の大幅な引上げを含めた対策を先行して講じることこそ、今求められているのではないでしょうか。 以上のことから、東三河広域連合の規約に社会福祉連携推進法人に関する事務の処理を加える議案第127号に反対いたします。 以上、反対討論とします。 ○堀田伸一議長 以上で、通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 討論なしと認め、以上で討論を終わります。 これより採決に入ります。 初めに、議案第103号から議案第108号まで、議案第113号から議案第119号まで、及び議案第121号から議案第126号までの以上19件を一括採決いたします。 各案に対する委員長の報告は、可決であります。 各案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 御異議なしと認めます。したがって、各案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第109号から議案第112号まで、及び議案第127号の以上5件を一括起立により採決いたします。 各案に対する委員長の報告は、可決であります。 各案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○堀田伸一議長 起立多数であります。したがって、各案は原案のとおり可決されました。 次に、4請願第3号放課後児童健全育成事業学童保育)の充実を求める請願を起立により採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は、趣旨採択であります。 本請願は、趣旨採択とすることに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○堀田伸一議長 起立多数であります。したがって、本請願は趣旨採択とすることに決定いたしました。----------------------------------- 次に、日程第26.議案第120号豊橋市保育所設置及び管理に関する条例及び豊橋市子ども・子育て支援法施行条例の一部を改正する条例についてから、日程第29.議案第131号令和4年度豊橋市下水道事業会計補正予算についてまでの以上4件を一括議題といたします。 直ちに提案者から提案理由の説明を求めます。こども未来部長。 ◎角野洋子こども未来部長 それでは、議案第120号について説明いたしますので、条例案の122ページをお願いいたします。 議案第120号豊橋市保育所設置及び管理に関する条例及び豊橋市子ども・子育て支援法施行条例の一部を改正する条例についてでございます。 本案は、こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律の施行により、子ども・子育て支援法の一部が改正され、条例で引用する法の条が繰り上げられたこと等に伴い規定の整備を図るため、現行条例の一部を改正するものでございます。施行日は、令和5年4月1日からでございます。 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
    ◎加藤智久総務部長 続きまして、議案第128号について御説明をいたしますので、単行案の14ページをお願いいたします。 議案第128号人権擁護委員候補者の推薦についてでございますが、令和5年3月31日をもちまして任期満了となります木村昌弘さんを再推薦いたしたく、議会の意見を求めるものでございます。 なお、木村さんの略歴につきましては15ページに、人権擁護委員の概要につきましては16ページに記載してございますので、御参照いただきたいと思います。 続きまして、17ページをお願いいたします。 議案第129号固定資産評価審査委員会委員の選任についてでございますが、令和5年3月26日をもちまして任期満了となります加藤尚男さんを再任いたしたく、議会の同意を求めるものでございます。 なお、加藤さんの略歴につきましては18ページに、固定資産評価審査委員会委員の概要につきましては19ページに記載してございますので、御参照いただきたいと思います。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◎木和田治伸上下水道局長 それでは、議案第131号令和4年度豊橋市下水道事業会計補正予算(第2号)について御説明いたします。補正予算案の11ページをお願いいたします。 第1条は総則でございます。 第2条は業務の予定量で、(4)主要な建設改良事業の再整備事業につきまして5億8,190万円の増額をお願いするものでございます。 第3条は資本的収入及び支出でございます。収入につきましては、1款1項企業債として2億9,400万円の増額を、第3項補助金として2億8,785万円の増額をお願いするものでございます。 次の12ページをお願いいたします。 支出につきましては、1款1項建設改良費として5億8,190万円の増額をお願いするものでございます。 第4条は債務負担行為でございます。先ほど議決をいただきましたストックマネジメント事業の令和5年度老朽管更生工事につきましては、議案提出後に国の補正予算の内示を受け、令和4年度予算に計上することになりましたことから、債務負担行為をすることができる限度額を4億4,730万円減額し、8,870万円とするものでございます。 第5条は企業債で、その限度額を2億9,400万円増額し、25億2,130万円とするものでございます。 内容につきましては補正予算説明書で御説明いたしますので、補正予算説明書の22ページ、23ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出の収入から御説明いたします。 1款1項1目建設改良費等の財源に充てるための企業債、及び3項1目国庫補助金につきましては、今回増額する事業の財源としてそれぞれ所定の充当率及び補助率により算出した額を計上しております。 次に、支出について御説明いたしますので、24ページ、25ページをお願いいたします。 1款1項3目再整備費といたしまして5億8,190万円を増額するものでございます。これは、備考欄に記載の事業につきまして令和4年度の国の補正予算による交付金内示を受け、令和5年度に予定していた工事を前倒しして実施するものでございます。 26ページ以降には予定キャッシュ・フロー計算書などがございますので御参照いただければと存じます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○堀田伸一議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 質疑なしと認め、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております各案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 討論なしと認め、以上で討論を終わります。 これより採決に入ります。 初めに、議案第120号を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 御異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第128号を採決いたします。 本案は異議はない旨、回答することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 御異議なしと認めます。したがって、本案は異議はない旨、回答することに決定いたしました。 次に、議案第129号を採決いたします。 本案はこれに同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 御異議なしと認めます。したがって、本案はこれに同意することに決定いたしました。 次に、議案第131号を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 御異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- 次に、日程第30.報告第26号専決処分の報告についてを議題といたします。 直ちに報告を求めます。建設部長。 ◎前田幸弘建設部長 それでは、報告第26号専決処分の報告について御説明いたします。報告の5ページをお願いいたします。 地方自治法第180条第1項の規定によりまして、訴えの提起について専決処分をいたしましたので御報告いたします。 専決処分の内容の表を御覧ください。相手方は、市からの再三にわたる家賃支払いの催告にもかかわらず、多額の家賃を滞納しているため、令和4年11月16日付で専決処分により、市営住宅の明渡し及び滞納家賃等の支払いを求める訴えを名古屋地方裁判所豊橋支部へ提起したものでございます。 以上でございます。 ○堀田伸一議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 質疑なしと認め、以上で質疑を終わります。 これをもちまして報告を終わります。----------------------------------- 次に、日程第31.議案第130号令和4年度豊橋市一般会計補正予算を議題といたします。 直ちに提案者から提案理由の説明を求めます。市長。     〔浅井由崇市長登壇〕 ◎浅井由崇市長 ただいま上程されました一般会計の補正予算案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。 今回は、15億3,496万1,000円の増額補正をお願いするものでございます。 以下、その主な内容につきまして御説明申し上げます。 過日成立をいたしました国の令和4年度第2次補正予算は、物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策として物価高騰・賃上げへの取組、円安を生かした地域の「稼ぐ力」の回復・強化、「新しい資本主義」の加速、防災・減災、国土強靭化の推進などに対応する予算として編成されております。 本市におきましても国の補正予算に迅速に対応し、出産・子育て応援交付金や妊産婦への伴走支援により、全ての妊婦・子育て家庭が安心して出産・子育てができる環境を整えるほか、保育園等の送迎用バスへの安全装置設置など、子どもの安心・安全対策支援パッケージを推進してまいります。 また、補助内示を得ました幹線市道や橋梁等の整備、大雨浸水対策、公園における遊具等の更新などについて前倒しして事業進捗を図ってまいります。 なお、これらの事業につきましては、年度内執行が困難となることから繰越明許費を併せて設定しております。 また、物価高騰などの影響により、畜産農家の中でも特に厳しい経営状況に置かれている酪農家に対し、営農継続を目指した独自支援を行ってまいります。 以上が今回の補正予算案の主な内容でございますが、議事の進行に伴いまして関係部課長からそれぞれ説明させますので、よろしくお願いいたします。 ○堀田伸一議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 質疑なしと認め、これをもちまして質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております本案については、一般会計予算特別委員会に付託したいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 御異議なしと認め、そのように決定しました。 この際、一般会計予算特別委員会開催のため休憩いたします。      午後2時2分休憩-----------------------------------     午後3時15分再開 ○堀田伸一議長 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。----------------------------------- 議案第130号の議事を継続いたします。 審査を付託いたしました一般会計予算特別委員会委員長の報告を求めます。 一般会計予算特別委員会委員長、尾林伸治議員。     〔尾林伸治一般会計予算特別委員長登壇〕 ◆尾林伸治一般会計予算特別委員長 本委員会に付託されました議案第130号令和4年度豊橋市一般会計補正予算(第8号)につきましては、審査を終了いたしましたので、その審査経過の概要及び結果を御報告申し上げます。 本案につきましては、当局から説明を受けた後、質疑応答が交わされました。 では、採決の結果を申し上げます。 本案は、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○堀田伸一議長 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 質疑なしと認め、以上で質疑を終わります。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 討論なしと認め、以上で討論を終わります。 これより採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 御異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- 次に、日程第32.議案会第14号豊橋市議会個人情報の保護に関する条例についてを議題といたします。 しばらくお待ちください。提案者の方々は理事者側席へお移りください。     〔提案者、理事者側席に着く〕 ○堀田伸一議長 お諮りいたします。ただいま議題となっております本案については、会議規則第36条第3項の規定により、提案理由の説明を省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、発言を許します。斎藤 啓議員。 ◆斎藤啓議員 それでは、議案会第14号豊橋市議会個人情報の保護に関する条例について、一問一答で質疑をさせていただきます。 本条例案の中の第2条の7に規定されている仮名加工情報及び第2条の8に規定されている匿名加工情報について、これの取扱いについて条例で定めるということになっているわけですが、議会としてそれらの二つの情報について入手や作成、あるいは取扱い、活用などについてどのような想定を行って条例制定をするのか、お伺いしたいと思います。 ◆伊藤篤哉議員 第2条第7項で定義を規定する仮名加工情報とは、他の情報と照合しない限り特定の個人を識別することができないように個人情報を加工したもので、同条第8項で規定する匿名加工情報とは、特定の個人を識別することができないよう個人情報を加工し、当該個人情報を復元できないようにしたものであります。 現時点では、仮名加工情報、匿名加工情報共に議会が入手、作成、活用することは想定しておりませんが、それらの情報を議会が取得した場合に備え、第2条において定義を定め、その適切な取扱いについて法の規定に倣い、第15条及び第16条にそれぞれ規定するものであります。 私からは以上です。 ◆斎藤啓議員 現時点において、それらの入手や作成、活用を考えていないということを確認させていただきまして、以上で終わります。 ○堀田伸一議長 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 質疑なしと認め、以上で質疑を終わります。 しばらくお待ちください。提案者の方々は自席へお移りください。     〔提案者、自席に着く〕 ○堀田伸一議長 お諮りいたします。ただいま議題となっております本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。斎藤 啓議員。 ◆斎藤啓議員 それでは、議案会第14号豊橋市議会個人情報の保護に関する条例について、反対の立場から討論をいたします。 この条例は、さきに成立をしました豊橋市個人情報の保護に関する法律施行条例にある、個人情報の保護に関する法律で議会が適用外という状況の下で、豊橋市議会において取り扱う個人情報について条例で定めるものとなっております。 条例の目的には、豊橋市議会として個人情報の適正な取扱いに対する必要な事項を定めるとともに、議会保有の個人情報の開示や訂正及び利用停止を求める個人の権利を明らかにするということ、また、その下で個人の権利利益を保護することを目的とすると、この目的についても明記をされております。 また、先ほどの質疑の中で仮名加工情報及び匿名加工情報についても、現時点では入手、作成、活用を考えていないということも確認をさせていただきました。 しかし、国のDX関連法、そして個人情報保護法との関わりの中で、個人情報の保護から自治体の持つ個人情報を活用していくという流れの中で今後の個人情報の扱いについて大きな懸念もあることから、一連のこの条例の改定という形で反対の立場とさせていただきます。 ○堀田伸一議長 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 討論なしと認め、以上で討論を終わります。 これより本案を起立により採決いたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○堀田伸一議長 起立多数であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ただいま、梅田早苗議員ほか9名から、議案会第15号保育の質的・量的拡充、保育士の処遇改善、公定価格の改善のための必要な措置を求める意見書、議案会第16号浄化槽に係る事業者等へ支援を求める意見書、議案会第17号不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める意見書、議案会第18号帯状疱疹ワクチン接種費用への助成並びに定期接種化を求める意見書、議案会第19号北朝鮮による日本人拉致問題の早期完全解決を求める意見書及び議案会第20号農畜産業を守るための緊急支援を求める意見書が提出されました。 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、議題としたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 直ちに各案を議題といたします。 事務局書記に各案の要旨を朗読させます。議事課長。 ◎前澤完一議事課長 (要旨朗読)     〔全文は以下のとおり〕議案会第15号   保育の質的・量的拡充、保育士の処遇改善、公定価格の改善のための必要な措置を求める意見書 令和元年10月から幼児教育・保育の無償化が実施されています。無償化自体は全ての子どもに質の高い幼児教育・保育の機会を保障する重要な施策です。 本市においては年度始まりでの待機児童は解消されているものの、国の無償化に伴い保育需要が増えたことにより、年度途中での待機児童の発生が懸念されています。また、保育士の処遇改善が停滞、後退するという事態が引き起こされることが危惧されております。 特に国は、幼児教育・保育の質を確保するとともに、地方自治体や施設の新たな財政負担を軽減し、喫緊の課題である待機児童解消や保育士の増員と処遇改善を後退させることがないように進められるべきであります。 令和4年2月から3%の処遇改善が実施されたところですが、まだまだ十分な賃上げにつながっているとは言えません。また、送迎バスへの園児の置き去り事故等が大きな問題となり、保育現場での安全性確保等のため、職員が果たすべき役割・責任はますます大きくなっています。 よって、国におかれましては、必要な財源を確保して、保育施設の拡充のために必要な措置を講じられるよう、下記事項について強く要望します。                 記 1 全ての施設が安定的に運営でき、保育の質的・量的拡充及び安全性確保が停滞することがないよう、国として十分な予算を確保すること 1 保育士等職員の配置基準の改善、さらなる賃金の引上げなど処遇改善のために、公定価格の改善など必要な措置を講じること 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  令和4年12月16日                              豊橋市議会衆議院議長 +参議院議長 |内閣総理大臣|あて財務大臣  |総務大臣  |厚生労働大臣+議案会第16号   浄化槽に係る事業者等へ支援を求める意見書 昨今の社会情勢においては、物価高騰や人材不足など事業者にとって事業継続の視点から大変厳しい状況が続いております。加えて、県においては令和5年4月1日より保守点検チェック項目を愛知県浄化槽指導要領に定めることとなり、作業時間の増加による事業者の負担増も見込まれ、事業者の経営努力のみでは点検料金への転嫁は避けられない状況にあり、浄化槽管理者の費用負担の増大が懸念されます。 また、令和8年度末までの汚水処理10年概成の達成に向け、愛知県下にいまだ多く存在する単独処理浄化槽の合併処理浄化槽への転換が急務となっているものの、各家庭の経済状況はますます厳しく、積極的な合併処理浄化槽への転換を図るにはさらなる支援が必要であると考えます。 よって、県において、公共用水域の水質の保全及び生活環境の向上のため、浄化槽保守点検事業者の事業継続並びに浄化槽管理者の継続的な維持管理実施、単独処理から合併処理浄化槽への転換の促進に向けた具体的な対策として、下記事項について強く要望します。                 記 1 物価高騰に対する浄化槽保守点検事業者への支援策を講じること 1 浄化槽保守点検事業者の事業継続のため支援策を講じること 1 浄化槽管理者の適正な維持管理の継続実施のため支援策を講じること 1 合併処理浄化槽への転換に対する県費補助金のさらなる拡充を図ること 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  令和4年12月16日                              豊橋市議会愛知県知事  あて議案会第17号   不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める意見書 令和2年度の義務教育段階における不登校児童生徒数は全国で19万6,127人と7年連続で増加しており、豊橋市においても令和4年9月30日現在で小学校138人、中学校398人が不登校と、依然高水準で推移しています。 また不登校の定義となっている年間欠席30日以上の条件に当てはまらないが、保護者や学校の配慮により出席扱いになっているなど事実上の不登校児童生徒数も鑑みると、文部科学省調査だけでは実態が把握しきれているとは言い難く、潜在的な不登校児童生徒も多数存在していると考えられます。 このような中、フリースクール等の民間施設を利用する際の家庭の実情を見ると、利用料月3万3千円程度(文部科学省調べ)という経済的負担に加え、身近に通う民間施設が無い場合には遠方への通学のための身体的、時間的、心理的負担も加味しなければなりません。 多様な学習機会を提供する民間施設への需要が高まっているのに対し、民間施設を設立するための経済的支援制度は一部の自治体が制定しているのに留まっており、必要な資金が確保できず設立を断念している個人や団体も少なくありません。 以上のことから、現状では、教育機会確保法の基本理念2に明記される「不登校児童生徒が行う多様な学習活動の実情を踏まえ、個々の不登校児童生徒の状況に応じた必要な支援」が果たされているとは言えない状態であり、早急な具体的対策を講じる必要があると考えます。 よって、国において、不登校支援の一部である多様な学習機会を確保するための具体的対策として、下記事項について強く要望します。                 記 1 教育機会確保法制定に際し、衆議院文部科学委員会と参議院文教科学委員会がそれぞれ附帯決議した内容である「不登校の児童生徒が、いわゆるフリースクール等の学校以外の場において行う多様な学習活動に対しては、その負担の軽減のための経済的支援の在り方について検討し、その結果に基づき必要な財政上の措置を講ずること」を進めること 1 いわゆるフリースクール等民間施設の設立及び運営補助金等の経済的支援制度の確立を講じること 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  令和4年12月16日                              豊橋市議会衆議院議長 +参議院議長 |内閣総理大臣|財務大臣  |あて総務大臣  |文部科学大臣|内閣官房長官+議案会第18号   帯状疱疹ワクチン接種費用への助成並びに定期接種化を求める意見書 帯状疱疹は、過去に水痘に罹患した者が、加齢や過労、ストレスなどによる免疫力の低下により、体内に潜伏する水痘帯状疱疹ウイルスが再燃し発症するものであります。 日本人では、50歳代から発症率が高くなり、80歳までに3人に1人が発症すると言われており、治療が長引くケースや後遺症として痛みなどの症状が残るケースもあります。この帯状疱疹の発症予防のために、ワクチンが有効とされていますが、費用が高額になることから接種を諦める方も少なくありません。本市においても多くの市民や医師会からも、帯状疱疹ワクチンの助成についての要望の声が届いております。 帯状疱疹による神経の損傷によって、その後も痛みが続く「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれる合併症に加え、角膜炎、顔面神経麻痺、難聴などを引き起こし、目や耳に障害が残ることもあるとも言われています。 そこで政府に対して、一定の年齢以上の国民に対するワクチンの有効性等を早急に確認し、帯状疱疹ワクチンの助成制度の創設や予防接種法に基づく定期接種化を強く求めます。                 記 1 一定の年齢以上のワクチンの有効性等を早急に確認しつつ、帯状疱疹ワクチンの助成制度の創設、及び予防接種法に基づく定期接種化を図ること 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  令和4年12月16日                              豊橋市議会衆議院議長 +参議院議長 |内閣総理大臣|あて財務大臣  |厚生労働大臣+議案会第19号   北朝鮮による日本人拉致問題の早期完全解決を求める意見書 2002年9月17日の日朝首脳会談において、北朝鮮の金正日総書記は日本国民を拉致した事実を認め、5人の生存と8人の死亡との安否情報を明らかにし、事件を遺憾なこととして謝罪しました。2004年に開かれた2回目の会談において、「死亡」・「不明」の10人について、北朝鮮側は再調査を約束しましたが今日に至るまで拉致問題の完全解決には至っておりません。 日本においては、2006年からは「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律」に基づき、毎年12月10日から16日までの1週間を北朝鮮人権侵害問題啓発週間とし、国民一人一人に拉致被害者の帰国と北朝鮮による人権侵害について関心と認識を深めることとしており、豊橋市においてもポスター掲出による啓発に努めてきました。 その一方で北朝鮮においては、2016年に核実験や弾道ミサイル発射を強行し、対する日本の新たな制裁措置として、再入国禁止の対象を拡大、全ての北朝鮮籍船舶の入国禁止などの日本独自の制裁措置を決定したところ、北朝鮮はストックホルム合意に基づく日本人拉致被害者及び特定失踪者らに関する全面的な再調査の中止と特別調査委員会の解体を表明するという到底理解できない行動を取り、とりわけ2012年以降今日に至るまで120発を超える弾道ミサイルを発射し続けるという暴挙を続けています。 拉致被害者5人の帰国から一人の被害者のさらなる帰国の無いまま20年が過ぎ、拉致被害者家族の高齢化とともに、拉致された家族との再会を果たすことができず他界される方が続いていることからも早期完全解決には一刻の猶予もありません。 よって、国におかれましては、長期にわたり北朝鮮による日本人拉致という問題を解決できず、被害者全員を救出できないままに今日に至った責任について再認識するとともに、徹底した真相究明と御家族に対する誠意ある対応及び被害者の早期無条件帰国などについて粘り強く交渉にあたるとともに早期完全解決に向け取り組むことを強く要望します。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  令和4年12月16日                              豊橋市議会衆議院議長   +参議院議長   |内閣総理大臣  |あて外務大臣    |拉致問題担当大臣|内閣官房長官  +議案会第20号   農畜産業を守るための緊急支援を求める意見書 現在、国際情勢の変化による飼料・肥料の欠乏や価格高騰、国内自給率の低迷など、多重の苦難が同時に降りかかり、国内の農業とりわけ畜産・酪農分野はかつてない苦境に追い込まれています。光熱費や飼料代高騰で大幅に収益が落ち込んだことによる影響で、全国的に農家の廃業や倒産が相次いでいます。 豊橋市においても例外ではありません。今年4月現在で43戸だった酪農家が38戸に減り、さらに2戸が年度内に廃業を検討していると新聞報道されました。緊急に廃業を食い止めなければなりません。 赤字農家が増える状況に配合飼料価格の高騰対策支援として、国、県、市において補助金交付を行ってきていますが、支援が追い付いていません。このままでは、地域から畜産、酪農がなくなり、日本の農畜産業が崩壊しかねません。飼料・肥料価格の高騰分を農家に直接補填するなど、農家が安心して生産を続けられる緊急支援が必要です。 よって、国におかれましては、下記事項について特段の措置を講じられるよう強く要望します。                 記 1 農畜産業を守るため、飼料・肥料価格の高騰分のさらなる補填など、農家が安心して生産を続けられるよう緊急支援を行うこと 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  令和4年12月16日                              豊橋市議会衆議院議長 +参議院議長 |内閣総理大臣|あて財務大臣  |農林水産大臣+ ○堀田伸一議長 お諮りいたします。ただいま議題となっております各案については、会議規則第36条第3項の規定により、提案理由の説明を省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 質疑なしと認め、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております各案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。     〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 討論なしと認め、以上で討論を終わります。 これより採決いたします。 各案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀田伸一議長 御異議なしと認めます。したがって、各案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- 以上で、本定例会に付議された事件の審議は、全て終了いたしました。----------------------------------- 閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 今定例会は、鳥インフルエンザ対応のため長い休憩を取るなどしましたが、皆様の格別な御理解と御協力により、無事閉会の運びとなりました。ここに心から感謝申し上げる次第であります。 あわせまして、今年も残すところ、あと僅かとなりました。皆様方の御健康と御多幸を、そしてまた、新しい年が皆様方にとってよい年でありますようお祈り申し上げ、御挨拶とさせていただきます。 誠にありがとうございました。----------------------------------- これをもちまして、令和4年12月豊橋市議会定例会を閉会いたします。     午後3時36分閉会 以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。  豊橋市議会議長     堀田伸一  豊橋市議会副議長    近藤喜典  豊橋市議会議員     近藤修司  豊橋市議会議員     豊田一雄...